s-タカノブ食品 (5)
2022.03.15

【企業紹介|タカノブ食品株式会社】かきフライおいしさと安心を両立させる

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「牡蠣といえば?」と、全国どこで尋ねても、「広島」という答えが返ってこないことは、まずないだろう。かき類生産量の、6割前後を占めているのが広島県。続く宮城、岡山、岩手などは、いずれも多くて2割程度だから、広島のシェアは断トツといえる。

その広島産かきを用いた、かきフライや冷凍粒かきなどの製造で年間約61億円を売り上げているのが、タカノブ食品だ。企業規模の割には、一般消費者の間での知名度は低いかもしれないが、それもそのはず、同社の製品は一般小売店での販売よりも、いわゆるデパ地下やスーパーマーケットで総菜として販売されたり、ファミリーレストランや持ち帰り弁当のメニューに使われたりすることが多い。
つまり、食のプロからの高い評価を得ている“知られざる”メーカーなのだ。

産業チェーンという言葉がある。水産食品の場合だと、原材料の養殖、捕獲に始まり、加工、輸送、調理、販売に至る各過程を受け持つ多くのプロが、互いに連携して最終消費者まで届ける仕組みのことを指す。
生鮮品を扱う各企業が最大の注意を払うべきことの一つが、食中毒の発生、拡散といったリスクをいかに防ぐかだ。産業チェーンの中で1社でもこの意識が薄ければ、関わっている全社が不利益を被ってしまう。
タカノブ食品が、取引企業から高評価を勝ち得ている理由の一つが、 トレーサビリティ、つまり流通経路の追跡が可能な体制の確立だ。同社が取り扱うかきは、7分割した県内の海域の、どこから、いつ水揚げされたものかを完全にトレースできるようになっている。

おいしさの尺度は、人の数だけあっていい――。これが同社のモットーでもある。揚げたての味に焦点を当てる場合もあれば、消費者が持ち帰って食卓に並ぶ時に最善の味になるようコントロールしたい場合もある。そうした取引先のニーズに合わせて、かきのサイズ、パン粉の種類や比率を変え、100以上のバリエーションを提供しているという。
「仕事は裁量に任せる方法をとっている。決してトップダウンの企業ではない」と岡崎浩二社長は語る。

企業紹介

タカノブ食品株式会社
売上高:61億4800万円
従業員数:100人
住所:〒726-0004 広島県府中市府川町209
TEL:0847-45-7500 / FAX:0847-45-7500
URL:https://takanobu.jp/

引用:WORK&LIFE GUIDE BOOK

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