池田工業 (12)
2022.03.15

【企業紹介|池田興業有限会社】名器ターンテーブルはここで生まれる

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2016年1月に米国ラスベガスで行われた世界最大の家電見本市で、世界で初めてダイレクトドライブターンテーブルを生んだテクニクスが、SLシリーズを復活。テクニクス50周年記念モデル「SL1200GAE」は、予約開始30分で完売した。
そのSLシリーズのターンテーブルを、たった1社が加工する。それが池田工業だ。

1956年にリョービの協力工場として創業。精密機械加工を生業とする。現在の取引先は、リョービをはじめ、金属部品製造会社のキャステムやキングパーツなど。アルミのダイカスト(金型を使って鋳物を大量生産する方法)が8割、ロストワックス(ろう製の模型から耐火性粉末を固めた鋳型を作り、鋳造する方法)が2割だ。
この2本柱で自動車部品、防衛機器部品、新幹線車両部品のほか、食品製造用、医療用の機器部品などを手掛ける。自動車部品は、本田技研工業、スズキ、日産自動車、日野自動車、三菱自動車工業などの大手メーカー向け。池田工業の製品は世界で活躍する日本製品を支える。
1972年から2009年までレコードプレーヤーメーカーのターンテーブル加工に携わり、時代の変化とともに一旦終了したものの今回の復活。長年のノウハウと精度の高さが「この製品を作らせたらここ」と名指しを受けた。

「削るプロ」。創業以来、真摯に技術を磨き、製品の精度を上げてきた。その何十年もの経験と技術は従業員に伝承され、池田工業は難易度の高い仕事ができる、と定評を得た。アルミだけでなくステンレスや銅をも削る技術がある。
仕事は、ロット数の多い大口注文がほとんどで、24時間体制で対応。生産能力の高さも信頼されるひとつだ。トップをはじめ従業員の意識も高く、得意先からのクレームが30カ月ゼロという実績もある。
この社風が、成長へとつながる。2018年7月には第2工場が完成した。
働き方は、加工作業やプログラミングなど「多能工」的。そうすることでスキルアップになる。「やる気、やる腕、やる環境。この3つがそろって、大きな仕事ができる社員へと成長する」と山岡政敏社長は社員に期待する。

企業紹介

池田興業有限会社
売上高:3億8000万円
従業員数:48人
住所:〒726-0033 広島県府中市目崎町343-2
TEL:0847-41-3483/ FAX:0847-43-4800
URL:http://ikeda-industry.co.jp/

引用:WORK&LIFE GUIDE BOOK

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