食べる・遊ぶ EAT/PLAY

2018.11.05

『ポムポム』 子どもの気持ちを育てる施設運営

大人になっても、子供を連れてきてもらえる施設にしたい

府中市の児童館であるとともに、子育て世代の皆さんを応援する「子育て世代活動支援センター」また「木工のまち」府中市における「木育」(もくいく:小さいころから木の温かみに触れることで情操を豊かにする)の推進拠点「ポムポム」。そこで、館長を務める住川館長に、子どもたちへの想いを聞いた。

子どもと関わる仕事がしたい。

もともと子供と触れ合うのが好きだったんで、子どもに何かを働きかけることができればと思っていました。中・高校の保健体育の免許を持ってるんですけど、色々な施設や学校を見て回ったんですけど、「子供と言っても、大きいなぁ」と思ったんです。児童館はどちらかというと、小さい子たちや未就学児が来る場所。小さい時にできた気持ちが、大きくなった時に影響するから。そこに携わりたいなって。なんで、小さい子たちに最初から関わっていきたいなという想いがあって、たまたま、館長募集を見つけたのがきっかけです。

いきなり館長。

当時、色々担当ごとに求人があったんですが

 

「やるんなら館長」。

 

と思い応募しましたね。

 

実際に館長になってみてどうですか?

クレームではないんですが、色んな声をいただくことが多いので、そこが大変です。色んな方面の方々と連携をとっていく中で、なかなか難しい面もあるなぁと。それぞれの意見で板挟みの状態になることがあって。どう連携をとっていけば良いかを考えるのに苦労しています。

例えばなんですが「ポムポム」ではよくイベントの開催しています。行政の方や、会社、自分たちの想い、関係する団体、利用者の方。やるんであれば、どう連携をとっていくべきかとか。

 

電話があるとドキッとする時もありますよ。(笑)

やりがいは何ですか?

募集に書いてあったことと比べたら

 

「思ってた以上のことをやってるなって思うんですよ」(笑)

 

子どもが快適に施設を移動できるようにすのこを作ったり、大きい木を小さく切ったり、工作体験の下準備とか。裏方の仕事を実は僕がやっています。大変なんですが、実際、祭りやイベントを通して、子どもたちが笑って「楽しかったー!」って帰ってくれたら結果良かったなぁと思いますね。

児童館の運営していて感じること。

「常に思っていることは、親御さんのモラルですね。」

 

児童館ということを頭に考えると「子どもを育てる」だと思うんです。ポムポムの場合だと、特に未就学児の来館が多いです。そして、子育てに木を生かす取組「木育」を推進しています。その中で、館内の木のおもちゃが壊れていたり、無くなったりということが、たまにあるんです。ただ、未就学児が遊んでるのを考えると、いや、子どもはしないだろうと。木は食べないとか、あった場所に片づけて帰るといったことは、親御さんの躾(しつけ)じゃないかなって。そこを言わないのかなってところが一番気になちゃいますね。今のところ、館内の張り紙で親御さんへお知らせするようにしています。

また、この施設に来てくれる子供たちは、皆、元気よく挨拶をしてくれるんです。それは、すごくしっかりしているなってところです。そんな子供たちとやってみたいなと思っているのは「継承遊び」です。僕は、ずっとスポーツに携わってきたんですよ。個人的には、継承遊び、言ったら昔の遊びを、イベントやお祭りで取り入れられたらなぁとは考えています。例えば、メンコ、鬼ごっこ、けん玉。そういった遊びを通して「体の動きの元」を作ってあげたいなと。投げるための動作であれば、メンコで身についたり。鬼ごっこからは、逃げる、避ける動きが身につく。そういったイベントはやってみたいなと考えています。

これからやってみたいことはありますか?

長い目で見ると、今来てくれている子供たちが、中学生、高校生、大人になっても子どもを連れて来てくれるような施設にはしていきたいです。